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ほーりー 江戸を斬る!
天恩山五百大阿羅漢禅寺は元禄8(1695)年に創建された黄檗宗(おうばくしゅう)の寺で、等身大の五百三十あまりの羅漢が安置されていました。「江戸名所図会」全編を通して、最も筆を尽くして解説・紹介されているのがこの五百羅漢寺です。
堂内には所狭しと羅漢像が並んでおり、今にも動き出しそうな迫力があります。順路は高低差をつけていろんな角度から眺めることができるように組まれていて、ゆっくり参拝する人用の通路と、旅人が土足で参拝できるような通路が二本あって、それぞれが交差しないような構造になっています! 参詣人の顔ぶれを見ると、女性グループや地方から出てきた商人風の男性、親子連れ、同業者であろうお坊さんの姿、老若男女問わず様々な人々の姿が見えます。よく見るといたるところにお賽銭箱が見えますし、この次のページには指棒をもったガイド役と見られる人の姿もありますから、観光地としてかなり整備されていたようですね。
境内には三匝堂(さざいどう)という建物内部がらせん構造になった三層の堂があり、その頂上からの見晴らしのよさも有名でした。
「江戸名所図会」での破格の扱いを見ても、まさに江戸を代表するようなアミューズメントパークのような場所だったんです。
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