TOP >> ほーりー 江戸を斬る!>> 向島編:三囲稲荷社 鳥居
ほーりー 江戸を斬る!
土手際に鳥居があり、参詣の人々の姿でにぎわっています。船で乗りつける姿もちらほら。
実は、隅田川を挟んでちょうど対岸に待乳山聖天があるんですね。当時はこの鳥居から乳山が見えたそうですよ。船がたくさん停まっているところから「竹屋ぁ~」と呼ぶと、対岸の渡し場“竹屋の渡し”から渡し船がやってきて待乳山方面に渡れるようになっていました。江戸時代、隅田川には橋が五本(千住大橋・吾妻橋・両国橋・新大橋・永代橋)しか架かっていなかったので、人々は船渡しを利用して両岸を行き来していたんですね。特にこの“竹屋の渡し”は三囲神社⇔待乳山という人気の観光スポットを行き来するため、大変にぎわっていたそうですよ。
現在は、隅田川沿いを首都高六号向島線が並行して通っているため、参道は途切れ、隅田川の堤防が視界を遮って待乳山も見えません。少し残念な感じもしますが、境内の片隅に参道の敷石だけが残っています。かすかな江戸の名残り、探してみてくださいね~。
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