TOP >> ほーりー 江戸を斬る!>> 上野編:傘見世
ほーりー 江戸を斬る!
なにやら巨大な扇風機のようなものが……。さらに紐につながれたなにかが怪しくたなびいております……。これは、往年のバラエティ番組のバツゲームの定番、巨大扇風機で煽られるの刑かなにかが行われているのかしら!? 初めてこのページを見たとき、真剣にそう思いました。当然、そんなわけもなく(笑)
まず、扇風機のように見えるのは“傘見世”という玩具屋さん。文字通り傘を広げて小さな玩具を売っていました。日本人には枕草子の時代から「なにもなにも、小さきものはみなうつくし」という感覚があるので、こうした露店でも小さな玩具が愛されたんでしょうね。享保の改革以降、大型の玩具は贅沢品として処罰の対象になっていたため、玩具は小さく精巧なものがよし、という風潮もあったようです。
また、怪しくたなびく物体は“烏凧”。細い竹の先端に、いろいろな鳥の形をした凧を菅糸で結びつけ、風にたなびく様子を見せて売っていました。これはほかの場所ではあまり見かけない凧で、上野黒門前の名物だったんですって。へぇ~。
©2015 NetAdvance Inc. All rights reserved.
No reproduction or republication without written permission.